マツダ CX-3 ディーゼル車とガソリン車のトルク/パワーカーブ

CX-3のガソリン車発表される前に,以前,記事で英国でリリースされているCX-3ガソリン車のトルク・パワーカーブと国内のCX-3 ディーゼル車のエンジン特性(トルク/パワーカーブ)を比べてみたが,国内のガソリン車のスペックが発表されたので,再度,比べてみる.

CX-3のエンジン諸元


まず,ガソリン車とディーゼル車のエンジン諸元を下記に示す.

CX-3 20S(SKYACTIV-G 2.0)とXD(SKYACTIV-D 1.5) のエンジン諸元

SKYACTIV-G 2.0 SKYACTIV-D 1.5
形式 PE-VPS型 S5-DPTS型
種類 水冷直列4気筒DOHC 16バルブ 水冷直列4気筒DOHC 16バルブ 直噴ターボ
総排気量 (L) 1.997 1.498
ボアxストローク (mm) 83.5 x 91.2 76.0 x 82.6
圧縮比 13.0 14.8
最高出力 109 kw (148 PS)/6,000rpm 77 kw (105 PS)/4,000rpm
最大トルク 192 N m (19.6 kgf m)/2,800rpm 270 N m (27.5 kgf m)/1,600-2,500rpm

 

CX-3 のトルク/パワー特性


CX-3 が搭載するSKYACTIV-G 2.0 のエンジン特性グラフは見つけ出せなかったので,以前用いた英国版の特性グラフ(参考ページ)とアテンザが搭載するSKYACTIV-G 2.0 のグラフから想像して描いてみた.なおアテンザ(CX-5やアクセラも)の G 2.0 は最高出力 114 kW(155 PS)/6,000 rpm,最大トルク 196 N・m(20.0 kgf・m)/4,000 rpm である.一方,CX-3 が搭載するガソリンエンジンは,最大トルクの発生回転数が 2,800 rpm となっており,最高出力も 109 kW と少々落としたセッティングとなっている.中高回転域(3,000 rpm付近から上)でトルクを削っている感じである.

エンジンのトルク/パワー特性のグラフを以下に示す.

CX-3 トルク/パワー特性(CX-3 SKYACTIV-G 2.0は予想)

SKYACTIV-Gは最大トルクを発生する 2,800 rpm から 6,000 rpm の手前ぐらいまでの回転数で,180 Nm 〜 190 Nm のほぼフラットなトルクとなっていると思われる.このフラットなトルク特性のため回転上昇に伴う出力の出方もリニアな感じになっている.D 1.5 は4,000 rpm で最高出力と発生して,そこを超える回転域では馬力が落ち込んでいくが,G 2.0 は6,000 rpm まで伸びていく感じである.この回転域の伸びはガソリン車の魅力である(あまり使う頻度は少ないだろうが…)

SKYACTIV-Dの低回転域でのトルクの大きさはやはり凄い.しかも,この回転域は常用回転域であり,普段よく使う回転域でトルクが太いというのはディーゼル車のおいしいところである.トルクもありそれでいて燃費もいいのがディーゼル車のメリットである.

Be a CX-3 Driver!

【参考ページ】

イギリス仕様の CX-3 のエンジン

【関連ページ】

新燃費基準のWLTCとMazda CX-3のガソリン車

 

【追記】

  1. Typoの修正(2017-10-06)
  2. 参考ページ(イギリス仕様の CX-3 のエンジン)を追加(2017-07-04)
  3. トルク/パワー特性のグラフの誤植を修正(2017-07-03)

マツダ CX-3 20S PROACTIVE 予約

CX-3 が登場したときから気になってはいたが,ディーゼルモデルのみということで乗替えまでに至っていなかったが,待望のガソリンモデル登場ということでディーラーから連絡を受け,見積もりをしてもらったら,いい値段を出してきた.気づいたら契約書に判子をついていた.

CX-3

予約したのは…


【グレード】CX-3 20S PROACTIVE 2WD 6EC-AT

【型式】6BA-DKEFW

【カラー】ソウルレッドクリスタルメタリック

【メーカーセットオプション】

(1) CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)

(2) スマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)

【ショップオプション】

(3) フロアマット

(4) ナンバープレートホルダー

(5) ナビゲーション用SDカードPLUS

(6) スマートインETC

(7) パーキングセンサー(フロント追加用)

【その他】

(8) パックDEメンテ

(9) 延長保証 (3年補償 → 5年補償)

 

MRCCはXD PROACTIVEでは標準装備だが,20S PROACTIVEではオプション設定になっていた.(1) と (2) はセットオプション設定((2) のみの追加はできない…).

生産予定日と登録予定日


ディーラー営業からは,次のように聞いている.

生産予定日: 7月20日 7月10日(宇品工場でつくるらしい)

登録予定日: 7月末

納車は8月の予定.待ち遠しい(笑)

Be a CX-3 Driver!

【関連ページ】

マツダ,CX-3 にガソリンエンジン車を追加

 

マツダ,CX-3 にガソリンエンジン車を追加

マツダは,CX-3 にガソリンエンジン車を追加するなどの一部改良を発表した(マツダ公式ブログのサイト).

マツダは、コンパクトクロスオーバーSUV「マツダCX-3」にガソリンエンジン車を追加するなど一部改良することを、本日(2017年6月28日)発表しました。なお、「SKYACTIV-D 1.5」車は6月29日に発売、「SKYACTIV-G 2.0」車は6月29日に予約開始・7月27日に発売予定です。

ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」車は6月29日に発売(価格は¥2,408,400〜),ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」車は6月29日に予約開始,7月27日に発売予定(価格は¥2,106,000〜).ガソリンエンジンの 20S PROACTIVE を既に予約済み(笑)

CX-3(マツダ公式ウェブサイトより)

今回,新たに追加されたのはガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」車.また,マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を全車に標準装備.さらに,新型「CX-5」で初導入したボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」を設定.

一部改良の概要


一部改良の概要は以下のとおり.

1. ガソリンエンジン車を追加

ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」車をラインナップに追加

  • CX-3 20S(¥2,106,000(税込)〜)
  • CX-3 20S PROACTIVE(¥2,284,200(税込)〜)
  • CX-3 20S L PACKAGE(¥2,538,000(税込)〜)

2. 先進安全技術を全車に標準装備(「サポカーS・ワイド」に全車が該当)

「サポカーS・ワイド」に該当する技術を標準装備

(1) アドバンスド・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンスドSCBS)

(2) AT誤発進抑制制御[前進時]【AT車全車】

(3) 車線逸脱警報システム(LDWS)【全車】

(4) 先進ライト

ハイビーム・コントロール・システム(HBC)【20S, XD】

アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)【20SとXD 以外の全車】

さらに以下の技術を標準装備

(5) スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)【全車】

(6) AT誤発進抑制制御[後退時]【AT車全車】

(7) ブライド・スポット・モニタリング(BSM)【全車】

(8) リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)【全車】

(9) リアパーキングセンサー(センター/コーナー)【全車】

3. 「ソウルレッドクリスタルメタリック」の採用

従来の「ソウルレッドプレミアムメタリック」に比べ彩度を約2割,深みを約5割増やした「ソウルレッドクリスタルメタリック」を採用.(特別塗装色¥64,800)

思うところ


噂通りCX-3のガソリン車が発表された.商談した際にディーラーで聞いていたスペックと同じであったが,正式に発表されると安心する(笑)

エンジンは SKYACTIV-G 2.0,PE-VPS型,最高出力 109 kW(148 PS)/6,000 rpm,最大トルク 192 N・m(19.6 kgf・m)/2,800 rpm でほぼ米国で発売されている仕様と同じである.

CX-5 の 20S モデルに比べると最大トルクを196 N・m(20.0 kgf・m)からわずかに落とし,また発生回転数も4,000 rpm から落としている.最高出力の発生回転数は同じであるが出力がCX-5 の 114 kW(155 PS)から落としてある.低回転域の使いやすさを考えてなのか,あるいは,WLTCモード燃費を考慮してのチューニングなのだろう.

1,240 kg の車重に 148 PSの 2L NA エンジンにダイレクト間のあると言われているSKYACTIV-DRIVE 6ATはかなり楽しいクルマだと期待している(今の車が 1.5 t 弱で 156 PS/6,300 rpm, 19.2 kgf・m/4,600 rpm のCVT車なので…).

20S PROACTIVEを予約入れた際に,XD PROACTIVEでは標準装備である「SBS&MRCC」がオプション(¥54,000)になっていることを告げられたが,迷わず選択した.以前もXD PROACTIVEモデルではSCBS R,LDWS,リアパーキングセンサーがオプション設定であったが,今回のモデルからは標準装備となっている.鼻先が今乗っている車から長くなるので,保険のため「フロントパーキングセンサー」を追加している.

 

【参考ページ】

  1. マツダ公式ブログのサイト
  2. クロスオーバーSUB – マツダCX-3(マツダ公式ウェブサイト)

Be a CX-3 Driver!