Mazda CX-3 20S(SKYACTIV-G 2.0)のエコカー減税

CX-3 20S はエコカー減税の対象外?


今夏発売予定のMazda CX-3のガソリンモデル(SKYACTIV-G 2.0)の燃費が既に発表されており,先日,記事にもした.巷では,CX-3 ガソリンモデルは新燃費基準のWLTCモードの認可1号で話題になっている中,同時に発表されているJC08モードに注目すると,エコカー減税の対象になっていないのでは?という点に気づいた.

まず,CX-3ガソリンモデル(FWD, 6AT)の公表されているJC08モード燃費は 17.0 km/L である.

車両重量は,国内でまだ発表されていないので,国外のSKYACTIV-G 2.0 エンジン搭載モデルから推測する.

米国で販売されている CX-3 TOURING (FWD, 6AT) の車両重量は 2,809 lbs であり,kg に換算すると 1,274 kg となる.また,豪国の CX-3 STOURING(FWD, 6AT) は 1,282 kg である.国内モデルもこの程度の重量になると予想される.

国土交通省のページにある燃費基準値をみてみる.

平成27年度燃費基準値及び減税対象基準値(国土交通省のページ)

「1. 乗用車(ガソリン車)」の「区分 7. 車両重量が 1,196 kg 以上 1,311 kg 未満」に書かれている燃費基準値は「17.2 km/L」である.先に記したようにCX-3 ガソリンモデル(FWD, 6AT)のJC08モード燃費は「17.0 km/L」である.したがって,平成27年度燃費基準を達成していないことになる.すなわち,エコカー減税の対象外であり,自動車取得税と重量税は免税なしで 100% 払ってね,ということである.

WLTCモード認可で盛り上がっていたが,公表された燃費(JC08モード)を冷静に眺めてみたらこんなオチが…

CX-5 (SKYACTIV-G 2.0) では…


CX-5 20S/20S PROACTIVE 19インチタイヤ装着モデルの場合,車両重量は1,530 kgであり,JC08モード燃費は「16.0 km/L」となっている.燃費基準値の区分は「区分 9. 車両重量が 1,421 kg 以上 1,531 kg未満」であり,この区分の「燃費基準値」は「14.4 km/L」,「燃費基準 +10%値」は「15.9 km/L」である.したがって,燃費基準 +10%値を達成しており,減税対象となっている.

車は重くしろ!


車両重量によって燃費基準値が決められているため,同じエンジン(SKYACTIV-G 2.0)を搭載していても,軽量な車両は基準が厳しくなり,重い車両は基準が緩やかになっていると捉えることができる.重い車のほうがエコカーって認定されるのは,少々,ゲセない感じもあるが,お役所がこう決めてる以上,メーカーも重い車にして「エコカー」と主張する方向になってる感が否めない.(絶対的な燃費は,軽い車のほうがいいはずなのに…)

「軽い車なんだから,もっと排気量の少ないエンジン積んどけばいいやん」と言われそうだが,確かにごもっとである.CX-3 の車体なら,SKYACTIV-G 1.5 でも良さそうである.AXELA は 2L ガソリンモデルはなくして,ガソリンモデルは 1.5L のみに絞ってるし.

エコカー云々を抜きにすると,1,300 kgにもみたない車両重量で 2 L エンジンは,きっと楽しいことに違いない.

【参考ページ】

  1. 「マツダ CX-3」がWLTCモード走行試験の認可を取得(マツダ,ニュースリリース)
  2. 平成27年度燃費基準値及び減税対象基準値(国土交通省のページ)

Be a CX-3 Driver!

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